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スタッフブログ

2018/06/16 地震に備えて…

最近、各地で地震や火山の噴火が頻発していて、近々起こるであろう巨大地震が心配ですね。

そこで、先日お話しした木造住宅の耐震性について、補足説明させていただきます。

 

 

◎木造住宅は鉄骨造・鉄筋コンクリート造の耐震性より劣るの?

木造住宅の耐震性は、壁の体積や配置によって左右されます。
一方、鉄骨造・鉄筋コンクリート造の住宅の耐震性は構造計算によって決まります。
そのため、作り方次第でどちらの構造でも耐震性の高い住宅は建てられます。
「木造住宅が脆い感じがする」というのは、多くの方がなんとなく持っているイメージに過ぎないのです。

 

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◎木造住宅の最大の強み

鉄骨造・鉄筋コンクリート造と比べて、木造住宅が強みとしているのは、その軽さです。

地震によってかかる衝撃の大きさは建物の重さに比例するという特徴があります。

軽い素材を使っている木造住宅は、最も揺れの影響を受けにくいという点では、地震に対して強いといえるでしょう。

 

 

◎木造住宅の耐震性を高める工夫は?

木造住宅の耐震性は、どのような構造にするのかによっても大きく変わってきます。

効果が大きい要素を3つご紹介します。

 

●基礎
基礎とは建物を支える構造体で、耐震性を考える上では重要な要素です。木造住宅においても種類はいろいろありますが

耐震性が強いのは鉄筋コンクリートによって床全体を覆うものです。

 

●重量
建物が重いほど揺れに対する影響が大きくなるため、木造住宅の中でも重量のある外壁の仕上材と屋根材を考慮しましょう。

特に 屋根に関しては地上から距離があるため、重くすると揺れ加減に影響して倒壊する恐れがあります。
最近では軽量化された瓦も開発されていますので、耐震性を高めたい場合はそういった素材を採用することをオススメします。

 

●重心
建物全体に掛かる重さの中心(=重心)が偏っていると、せっかく地震に強い構造にしてもうまく衝撃を吸収できずに

倒壊してしまうことがあります。壁の配置や、重い物を設置する部屋をどこに配置するか設計を工夫して

重心を建物の中心部に近づけることで、耐震性能を最大限に発揮させることができます。
このように、木造住宅でも工夫次第では鉄筋コンクリート造や鉄骨造に匹敵する造りにすることは可能です。

耐震性を重視した注文住宅または耐震リフォームをご検討されている方は、専門スタッフのいるスタイルホームにご相談下さい。

安心できるお住まいの実現をサポートさせていただきます。

 

 

 

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